August 23, 2004

石川直宏の無念

石川直宏について、こんな記事を見つけた。
彼はアテネに行ってから2試合全く出番がなく、チームはその間に1次リーグ敗退が決まってしまった。
その敗退が決まったあとにはこんな事を言っている。

しかしギャフンと言わせる間もなく途中交代。
FC東京の石川のためだけにチームがあるわけではないことは十分わかっているが、
いったいどういうつもりで連れて行ったのか。ちっともチームの役に立っていないじゃないか。
役立たせるつもりがないなら、初めから連れて行かないでおいてくれればよかった。
そうすれば先週のセレッソ戦だって・・・・・・(負け惜しみ100%)

さて、「選手は成長してくれた」と、山本監督は言っていた。
果たして、山本氏自身はどうだったのだろうか。この予選・本選を通じて成長したのだろうか。

先日亡くなった野沢尚の遺作「龍時 03-04」の中で、主人公のリュウジにGKコーチのクズ兄ィは言った。
「これだけは知っておいてくれ。監督は選手を育てる。同時に、選手が監督を育てるんだ。」
「選手も不完全だし、監督も不完全。足らないものを補う関係じゃないかって、俺は最近思うようになった」

「龍時 03-04」では、オリンピック日本代表はファイナルまで勝ち進み、
決勝のゲームで「可能の限界を見て」、さらに高みへと足を踏み入れた。

現実のオリンピック日本代表は、アテネの地でどこまでの可能を見てきたのだろうか。
監督と選手たちはお互いを導き、育て合うことができたのだろうか。
真面目な話、選手だけではなく、監督も真剣勝負の修羅場をくぐって育っていくことは間違いない。
現横浜の岡田監督がいい例だと思う。

今回の本選、山本昌邦氏がこの経験を生かして、
日本人の指導者のレベルアップに貢献してくれることを心から願っている。

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